今日もウルトラセブンXのレビュー。
今回を一言でまとめると。
「ペロ、これはペロリンガ!?」
(ごめん、これがやりたかっただけ)
<ストーリー>
その男、日多隆男は疲れていた。
ただ無機質な部屋で、決められた時間の間、パソコンとにらめっこを続け、指を機械的に振る仕事。
誰とも話さず、関わらない仕事のせいで、彼は半分ノイローゼになりかけていた。
そんな風に仕事場で精神をすり減らす彼の楽しみは、行きつけのバーでカクテルを飲むことだった。
バーテンダーに彼はこう語る。
「エイリアンはいいよなぁ・・給料の心配もしなくていいし。」
彼の人生は決して輝いているものではなかった。
彼は子供の頃、宇宙への憧れを持っていたが、現実に打ちのめされて、こんな仕事を続けているのだった。
その頃、未確認飛行物体が地球に飛来する事件が発生。
DEUS(地球防衛組織)は3人のエージェントに調査を命じる。
ジン(ウルトラセブンXの人間としての姿、記憶喪失)、K(DEUSエージェント)、S(DEUSエージェント)の三人。
到着したジンとSは遅刻したことをKに責められる。
現場では既に何かが逃げ去った後だった。
辺りを調査中に、ジンは謎の光球に襲われるが、間一髪かわす。
その彼の後ろを歩いていた謎の女性、エレアに光球が掠り、彼女は気絶してしまった。
連れ帰った彼女は、ジンの過去について語ろうとはしない。
しかし、彼女が持っていたキーホルダーに「AQUA PROJECT」の文字が刻まれているのをジンは見逃さなかった。
それは一体何なのか。
調査を続けるジンは偶然日多に出会う。
どうやら、日多は記憶を失う前のジンとバーで出会ったことがあるらしい。
ジンは宇宙関係の仕事をしている、と答えて、宇宙好きな日多と意気投合していたようだった。
しかし、やはり記憶自体は戻らない。
一方、光球の墜落現場から採取されたサンプルによると、光球の細胞は推定年齢20000歳以上らしい。
生物の進化の究極の形かもしれない。そうKは語る。
光球は日多の元へと現れた。
彼を「器」として同化する光球。
そして、ついに宇宙からUFOが現れる。
現場についたジンの前で生まれ変わったような、生気にみちた表情を見せる日多。
一度は寄生型宇宙人なのかと警戒するジンだが、光球には悪意はない。
光球の故郷の星は、既に消滅、その仲間も皆死んでしまい、今は星から星へと、色々な生命と同化を続けて宇宙のたびを続けているらしい。
「器」になった日多は宇宙への憧れから光球を受け入れたらしい。
そして、宇宙船に乗り込んだ日多はこのセカイを捨てて宇宙へと旅立っていった。
という感じの話。
どうやらウルトラセブンの「円盤が来た!」「ひとりぼっちの宇宙人」を少なからず意識しているのではないか?と思わせる内容だった。
まあ、ファンタシーっぽさが出ている話ではあった。前述した二つに比べて救いようのある話だしね。
ただ、わざわざウルトラセブンXとしてやる作品かどうかといわれれば微妙だね。
むしろウルトラQとしての側面のほうが強いし。
追記:エージェントKが面白すぎるw後ゲストもいい味出してるね、この作品。

